祈りの暦


10月 ロザリオの祈り

  

10月はロザリオの月です。

ロザリオとは「バラの冠」を意味する数珠のことで、

これを使って「アヴェ・マリアの祈り」を繰り返し唱えながら

イエス・キリストと聖母マリアの生涯の出来事を黙想します。

黙想には「喜び(受肉)の神秘」

「苦しみ(受難)の神秘」

「光(啓示)の神秘」

「栄光(復活)の神秘」という4つのテーマがあり、

各テーマに5つの黙想の場面が用意されています。

(詳しく知りたい方は “ロザリオの祈り” で検索なさってください)

 

今回は「喜び(受肉)の神秘」の5つめの黙想と、この場面にあわせた祈りのことばを紹介します。

 祈りのことばは、ロザリオの祈りに救われてルワンダ虐殺を生き延びた女性

イマキュレー・イリバギザによるものです。

 

 

喜び(受肉)の神秘――第五の黙想

「マリア、イエスを見いだす」

 

マリアとヨセフは、見失ったイエスを三日目に神殿で見いだします。

(ルカ福音書2章41〜52・イエス12歳の出来事)

この一連を捧げて、日々の生活のなかで主イエスを探し求める心を

聖母の取り次ぎによって願いましょう。

 

 

神さま、今日も一日、お守りくださいましてありがとうございます。

そのおかげで、マリアさま、ヨセフさまと一日を過ごすことができました。

お二人のように、たとえどれほど苦しく、困難が伴うにしても、

イエスさまを探すことを諦めてはならない、と学ぶ機会をお与えくださって、

感謝いたします。

まさに今、それがとても困難なのです。

・・・・・・

神さまがわたしとともにおられるのは知っています。

聖母のおそばで祈っていると、神さまの気配を感じます。

ですがそうでないときに、神さまを近くに感じるのは難しいのです。

・・・・・・

どこにいてもイエスさまを見いだせるように、

神さまをいつも心にとどめておける強さをお与えください。

 

イマキュレー・イリバギザ、スティーヴ・アーウィン『薔薇の祈り〜ルワンダ虐殺、ロザリオの祈りに救われて』(女子パウロ会、2015年)より

絵:ムリーリョ『天と地の三位一体』(1675-1682年、ロンドン・ナショナル・ギャラリー)