季節の祈り


聖家族への祈り(12/26)

主の御降誕おめでとうございます。

クリスマスの後の日曜は「聖家族の主日」です。

 

わたしたちが聖家族にならい、愛のきずなに結ばれて、

あなたの家の永遠の喜びにあずかることができますように。

(集会祈願より)

 

父である神の家に、すべての人を招いてください。

孤立する人々が、いつくしみにあふれる交わりの場に

恵まれますように。     (共同祈願より)

 

 

今回は教皇フランシスコ『愛のよろこび』末尾の聖家族への祈りと、

同じく教皇フランシスコの『キリストは生きている』にある

“教会家族” についてのメッセージを紹介します。

 

 

聖家族への祈り

 

イエス、マリア、ヨセフ、

あなたがたのうちに、

まことの愛の輝きを見、

信頼を込めてあなたがたにゆだねます。

 

ナザレの聖家族よ、

わたしたちの家庭をも

交わりの場、祈りの高間、

福音のまことの学び舎、

そして小さな家庭の教会としてください。

 

ナザレの聖家族よ、

家庭の中で決して

暴力も排除も分裂も起こることがありませんように。

傷ついた人、つまずいた人が皆、

直ちに慰められ、いやされますように。

 

ナザレの聖家族よ、

わたしたち皆が、

家庭の神聖で不可侵な性格と、

神の計画におけるそのすばらしさを自覚することができますように。

 

イエス、マリア、ヨセフ、

わたしたちに耳を傾け、

わたしたちの願いを聞き入れてください。

アーメン

(教皇フランシスコ『使徒的勧告 愛のよろこび』より)

 

教皇フランシスコのメッセージ

 

教会が関連するあらゆるところでは、

温かく迎える腕を磨き、熟練する必要があります。

 

「わが家」を作るということは結局、家族を作るということです。

「交わりの家」を築くとは、預言が実現するようにすること、

そしてもてなしの心に欠けない、無関心や無名性を封じた時間をもち、

日々を過ごすということです。

 

家族であるには全員の協力が必要です。

一人ひとりがこの家を作り上げるために必要な石材なのですから、

だれ一人として、関係のない人、部外者であるはずがないのです。

 

それには、忍耐を覚え、互いにゆるし合うすべを身に着け、

毎日新しく出発できる恵みを与えてくださるよう

主に願うことも含まれます。

 

強固な関係を築くには、忍耐とゆるしによって日々養われる信頼が必要です。

そうして、その場所で新たに生み出されることを体験するという奇跡が実現されるのです。

そこにおいて、わたしたちは皆、再び生まれるのです。

わたしたちはもっとも人間らしい方法で、

つまりもっと神のように、夢見ることができるようになるのです。

 

(教皇フランシスコ『使徒的勧告 キリストは生きている』より抜粋)

 

絵1:フランシスコ・デ・ゴヤ「聖家族」  絵2:ボニファツィオ・ヴェロネーゼ「聖家族と聖エリザベト、聖ヨハネ」