季節の祈り


3月6日〜4月20日 四旬節 愛の祈り

 

復活祭(イースター)は、十字架にかけられたイエス・キリストが

三日目に蘇られたことを記念する日で、

キリスト教最大の祝日です。

 

その準備の期間が「四旬節」です。

日曜(主日)を入れずに四十日を数えるので、計6週間と少しの期間になります。

いつにもまして祈りと節制、愛の業に励むよう勧められています。

 

教皇フランシスコは今年の四旬節メッセージで次のように呼びかけています。

 

「断食」とは、他者と被造物に対する姿勢を変えるすべを身につけることです。

それは、自分の強欲を満たすために何もかも「むさぼりたい」という欲望から離れて、

心の空白を満たしてくれる愛のために苦しむことのできる状態へと変わることです。

 

「祈り」は、偶像崇拝や、自力で何でもできるという考えを捨てるために、

また、自分には主と、主のいつくしみが必要であることを宣言するためにささげます。

 

「施し」は、未来は自分たちのものではないにもかかわらず、

その未来を手に入れられると錯覚し、自分自身のためにすべてを蓄えて生きようという

愚かな考えを捨てるために行います。

 

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この有益な時間を無駄に過ごしてはなりません。

真の回心の道を歩めるよう、神に助けを求めましょう。

自分だけを見つめる利己主義を捨て、イエスの過越に目を向けましょう。

困窮している兄弟姉妹に寄り添い、霊的、物的な財を彼らと分かち合いましょう。

罪と死に対するキリストの勝利をこのように実生活で具体的に受けとめ、

その変革の力を被造物にも届けましょう。

(「2019年四旬節教皇メッセージ」より) 

 

今回は四旬節の祈りを紹介します。

 

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四旬節 愛の祈り

 

いつくしみ深い神よ、

ひとり子イエスは、仕えられるためではなく仕えるために世に来られ、受難と死をとおって神の永遠のいのちに入られました。

 

主の過ぎ越しにあずかることを願って

四旬節の日々を過ごしているわたしたちは、

祈りと愛の行いに励むよう呼びかけられています。

 

わたしたちが貧しく、打ちひしがれた世界中の兄弟姉妹に

心を向けることができますように。

その人々の悲しみや苦しみをともに担い、また喜びと希望をも分かち合うことができますように。

わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

 

カリタスジャパン「2013年四旬節の祈り」より