季節の祈り


1月 キリスト教一致祈祷週間

  

 

キリスト教諸教会では、毎年1月18日〜25日を「キリスト教一致祈祷週間」と定めています。

(1月25日は聖パウロの回心の祝日)

これは歴史のなかでキリストを信じる者が分裂し、争い、傷つけあってきたことを正視し、

イエスが最後の晩餐で「すべての人を一つにしてください」(ヨハネ17. 21)と祈ったことに心を向け直し、

同じキリスト者として、共に祈り、分かち合い、一致の精神を示すことを目的としています。

1968年以来、毎年テーマを決めて、一致のための祈りがささげられています。

 

2018年のテーマは「主よ、あなたの右の手は力によって輝く」(出エジプト15. 6)。

準備チームによって、テーマにもとづく一致祈祷集会の式文や、

八日間の聖書の黙想と祈りが作られています。

今回はその中から一日目と四日目の祈りを紹介します。

 

 

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○ 一日目

「エジプトの地では外国人だったのだから、あなたがたも外国人を愛しなさい」

 

永遠の神、

あなたはどの土地にも文化にも属さず、すべて人の主です。

あなたは自分たちの中にいる外国人を受け入れるよう招いておられます。

わたしたちがみ名のもとにすべての人を受け入れ、

み国の正義をもって生活しながら、

兄弟姉妹として生きられるよう、

あなたの霊によってお助けください。

イエスのみ名によって祈ります。

アーメン。

 

神の右の手は

わたしたちの土地に自由と希望と愛の種をまいてくださいます。

多くの民が住むこの地で

神の子らが皆、手をつないで

神の右の手とひとつになれますように。

それは、私たちの抱く恐れによって生きるのではなく、

神は、ご自身の愛によって私たちを形造ってくださるという

確信をもって生きることです。

 

 

○ 四日目

「希望といやし」

  

すべてのいやしと希望の源である神、

あなたの復活は十字架の暴力を打ち負かしました。

あなたの民であるわたしたちが、

この世の暴力は克服されることを

はっきり表すしるしとなれますように。

復活した主のみ名によって祈ります。

アーメン。

 

神の右の手は

わたしたちが行くべき道をこの地で指しておられます。

その道はあまりにも混乱し、

迷いやすい道です。

それでも神の右の手は導いてくださいます。

参照:カトリック中央協議会HP「2018年キリスト教一致祈祷週間

絵:エル・グレコ『聖ペトロと聖パウロ』(エルミタージュ美術館)