季節の祈り


6月 イエスの「みこころ」に捧げる祈り

  

カトリック教会の伝統の中で、6月は「みこころの月」として、

イエスの「み心」に対する信心が勧められています。

み心によって表された、全人類に対する神の愛を思い、

無限の愛のしるしであるみ心をたたえるよう勧められています。

 

聖書の中で、イエスの心は次のように表現されています。

 

「疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。

 わたしは柔和で謙遜な者だから、わたしの軛を負い、わたしに学びなさい。」

(マタイ福音書11. 28-29)

 

また、イエスが十字架上でなくなったときに、その心臓から救いのしるしが流れ出たことも記されています。

 

「兵士の一人が槍でイエスのわき腹を刺した。すると、すぐ血と水とが流れ出た。」

(ヨハネ福音書19. 34)

 

このことから、み心は人類に対するゆるしと命の泉と考えられています。

 

今月は「イエスのみ心に人類をささげる祈り」を紹介します。

 

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人類のあがない主(ぬし)、いつくしみ深いイエスよ、

あなたの祭壇のみ前にひれ伏すわたしたちを顧みてください。

わたしたちはあなたのものです。

また、あなたのものになりたいのです。

けれども、なお深くあなたと一致するために、

今み前にすすんで尊いみ心にわたしをささげます。

 

人々のうちにはまだあなたを知らない人が多く、

またみ心を無視してあなたにそむくたくさんの人がいます。

いつくしみ深いイエスよ、

これらの人々をあわれみ、残らずあなたのみ心に引きよせてください。

 

主よ、忠実にあなたに従った人だけでなく、

あなたから離れた人にも王であってください。

かれらを苦しみと飢えから救うために戻らせてください。

 

道に迷ったり、不信のためにあなたから離れた人にも王であってください。

かれらが、信仰の一致によって真理の港にたどりつき、

やがてひとりの牧者、ひとつの群れとならせてください。

 

主よ、教会に安全と自由を与えてください。

世界のすみずみまで、すべての民が平和と秩序のうちにひとつの心となって、

あなたをほめたたえますように。

 

わたしたちの救い主イエスのみ心が賛美され、世々にあがめられますように。

アーメン

 

画像:http://www.carmel.asso.fr/Homelie-du-Sacre-Coeur-Humain-trop-humain-27-juin-2014.html