季節の祈り


四旬節の祈り(2/26〜4/11)

  

今年も四旬節に入りました。

四旬節とは復活祭(イースター)の準備の期間のこと。

そして復活祭(イースター)とは、十字架にかけられたイエス・キリストが

三日目に蘇られた「復活」を記念する日です。

これは死から命への「過越(すぎこし)」とも呼ばれます。

教皇フランシスコは今年の四旬節メッセージで次のように呼びかけています。

 

過越の神秘をより深く観想することは、皆さんのためになることです。

神のいつくしみは、その神秘を通して与えられるのです。

「わたしを愛し、わたしのために身をささげられた」(ガラテヤ2・20)かた、

十字架につけられ復活した主と「顔と顔を合わせ」てはじめて、

神のいつくしみを味わうことができます。

それは心と心との対話、友と友との対話です。

 

ですから祈りが、四旬節においてとりわけ重要なのです。

祈りは、義務というよりはむしろ、つねにわたしたちに先立ち、

わたしたちを支えてくださる神の愛にこたえる必要の表れです。

キリスト者は現に、身に余るほどに愛されていることを自覚しつつ、

祈りをささげています。

 

祈りにはさまざまな形がありますが、今回は他者に心を向ける恵みを願う「四旬節の祈り」と、

ミサに与れない時の「霊的聖体拝領の祈り」を紹介します。 

 

******* 

 

四旬節 愛の祈り

 

いつくしみ深い神よ、

ひとり子イエスは、仕えられるためではなく仕えるために世に来られ、

受難と死をとおって神の永遠のいのちに入られました。

 

主の過ぎ越しにあずかることを願って

四旬節の日々を過ごしているわたしたちは、

祈りと愛の行いに励むよう呼びかけられています。

 

わたしたちが貧しく、打ちひしがれた世界中の兄弟姉妹に

心を向けることができますように。

その人々の悲しみや苦しみをともに担い、

また喜びと希望をも分かち合うことができますように。

わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

 

カリタスジャパン「2013年四旬節の祈り」より 

*******  

 

霊的聖体拝領の祈り

 

主イエス・キリスト、

あなたがご聖体の秘跡のうちにまことにおいでになることを信じ、

すべてに超えてあなたを愛し、

わたしの心に迎えたいと望みます。

今、秘跡によるご聖体を受けることができない

わたしの心においでください。

 ー

あなたが、今わたしの心にまことにおいでになったことを信じて

感謝いたします。

いつもあなたと一致したいと望むわたしが、

あなたから離れることのないようにしてください。

  サン・ジュスタン教会「聖母の聖体拝領」

photo by Pierre Poschadel CC BY-SA 3.0