季節の祈り


2月5日 日本二十六聖殉教者

 

西新教会の聖堂は、日本26聖人の一人である

聖パウロ三木に捧げられています。

26聖人とは、キリスト教の信仰を理由に

時の権力者から処刑され、

後にその信仰が世界で称えられることになった、

日本で最初の殉教者たちのことです。

 

by Alex Tora 2007 (detail)

https://commons.wikimedia.org/wiki/File:26_muchenykiv_Yaponii_03..jpg


1596年12月、京都、大阪などで捕縛されたキリスト者26人は、

見せしめのため耳を削がれ、市中を引き回されて、長崎まで歩かされました。

そして1597年2月5日、西坂の丘で処刑されました。

パウロ三木は、処刑の間際にも周囲の人に向かって教えを説いたといい、

その内容は後世に伝えられています。

(→ 教会案内 / About Us

 

日本の殉教の出来事はヨーロッパで大きな反響を呼び、

26人はまもなく「福者」としてカトリック教会の公の尊敬の対象になりました。

さらに江戸時代末期の1862年には「聖人」と認定されます。

聖人とは「天国の栄光の中にいる」「全世界の人々がその聖人に取り次ぎを願ってよい」

「崇敬するに値し、世界中の全教会で公にこの聖人の日を祝う」と

カトリック教会が公に認めることです。

じじつ、日本だけではなくフランスやイタリアにも、日本二十六聖人に捧げられた教会があります。

 

「今でも彼らを崇敬するのは、現代社会にあって福音的な生き方の模範になる人だからです。

 さらには今、神のもとにいる聖人がわたしたちのために執り成し、

 やがてはこの世を去るわたしたちが、神のもとで永遠の喜びにあずかるように祈るという

 『聖徒の交わり』を信じるからこそ、

 特に日本と深いかかわりのある聖人をこころから慕い、祈り求めるわけです。」

(カトリック中央協議会HP「よくある質問-尊者・福者・聖人とは?」より)

 

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日本二十六聖殉教者への祈り

 

日本二十六聖殉教者よ

あなたがたは京都から長崎までの十字架の道を歩み

キリストのためにいのちをささげました。

わたしたちがあなたにならい

勇気をもって信仰の証しを立てることができるように導いてください。

 

わたしたちがどんな試みにあっても

終わりまで耐え忍ぶことができるように力づけてください。

 

わたしたちがキリストの栄えを求め

救いのために働くことができるように取り次いでください。

アーメン

 

 『カトリック祈祷書 祈りの友』より